【選手名鑑2021】ゴールデンステート・ウォーリアーズ

セカンドユニット薄すぎ事件。

ステファン・カリー

史上最高の3ptシューター。PGの癖にオフボール天才の謎のプレースタイル。キャッチアンドシュートのキャッチまでが既にぶっ壊れてる人。スクリーンでできる一瞬のスキにボールをリリースできる。持ち前のコスい(ずる賢い)性格がそのオフボールの振り切りの上手さも、身体能力のないハンドリングなのにフェイクの詰め合わせみたいなドライブができるのも、わざと相手に当たりまくって3ポイントプレイ稼ぐのも、その性格が支えてるのが面白い。実の弟のセスはキャッチアンドシューター。弟は一生開きっぱなしでワイドオープンで待つのに対して、兄貴はオフボールでは絞って、迷路みたいな入り組んだ動きを作ってからフリーになった一瞬で決め切る。大量のフリースローを貰って、一生swishしてるのはマジでバグってると思う。

ドレイモンド・グリーン

ハンドラー史上一番下手なオールスター選手。身体能力、技術ともにそれほどではなく、得意じゃないプレーも選択してしまうIQの低さ、自らチャンスを作れないイマジネーションの低さ、どれを取ってもオールスターに値する選手ではないが、特筆すべきは味方と繋がる能力。攻撃時、味方が何をしたくて動いているのか、どこに行きたくて、自分にはどこに行って欲しいのか、など選手たちの意図を常に感じ取ることができ、結果的にパス、ドライブ、シュート、それぞれは上手さはさほど無くても、常に噛み合い続けられる選手。5G系フォワード。逆にカリーもトンプソンもグリーンにボールがある時は信用でアドリブのムーブも活性化するのが素晴らしい。味方の意図通りに行動し、ステフからスリーを打つためのパスが来た時は通常なら迷うはずでも、この時は一切の迷いも無くスリーを打てるのもさすがの一言(まぁやっぱり外すんだけど)。ディフェンス面ではその能力を使ってヘルプディフェンスやIQの高いスティールと持ち前の献身性で、史上唯一、得点を含まないトリプルダブルを達成したバケモノでもある。動きながら周りを感じる能力はない事も理解していて、ボールを持っていてもガッツリ止まってしまうのが時に弊害になることも。パスの種類も多彩すぎ。ファイターでもあり、暗にチームをモチベートできるのも強み。

ワイズマン

ジャンパーも打てるアスレチック系7ft。ラジコン系センターなので1on1が強かったり、広い視野でラストパスが出せるわけではないが、詰まった時にセンスが光る動きでなんとかできる。しかしディフェンスIQが低いせいで、ガードとの1on1には鬼のように弱い。すべてのフェイクに引っかかっていく。こういうお話にならないIQの人がプロのトップレベルでプレーできてしまうのがバスケの面白いところ。

エリック・パスカル

シアカムじゃない方のパスカル。苗字の方のパスカル。噛み合ってない時はマジで使えないが、噛み合い出すと「コイツ、なんでもできんじゃんッ...!!!」ってなる。特にトランジションの速攻でのアシストが上手く、自分が完全に死ぬためのドライブ、自分がバカだと思い込ませるための無理矢理なカットインでモタついて見せたりしてからのパスが、最高にカッコいい。そういう輝いてるシーンがドレイモンドグリーンみたいなのがいい。自分の事攻撃の1stオプションとしては信用してないんだけど、信用してるみたいなフリができる感じ。最高なんだけど、噛み合わない時、マジで噛み合わなくてウザいから要注意。

ケボン・ルーニー

普通のアンダーサイズセンター。ちょっとミドルレンジ撃てるくらい。高さ対決になるとちゃんと不利だが、パワー対決には強い。顔イカつめ、前歯すきっ歯め。

プール

スターになれる程かは不明だが徐々に計算の立つ選手に。ただ、すげえ癖あるやつの顔してるわ。

ウィギンズ

いつかのNBA期待の星。ドライブからのレイアップの美しさが全部の選手で3ptはオープンでもほぼ選択しない。もう完全に諦めて良いと思いきや、たまに輝くプレーをするから誰も諦めきれない選手。頑張ってるのは分かる、苦しんでるのも分かるでもウィギンズ、仕事しろ。

タスカノ

元メキシコリーグMVPのファイター。サイズと体型の割にPFまで守る気合いと根性がある。攻撃力は低い。ほぼアメリカ人なので英語めっちゃうまい。

ベイズモア

ベテランらしい落ち着きを持ったシューター。シュート以外も出来ることが多い。一応ドラフト外。

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