【選手名鑑2021】ワシントン・ウィザーズ

イースト所属、ニューヨークの少し下のそこそこ都会のチーム。歴史的にさほど強くない。今季は共に心中するはずだったウォールを放出し、ウェストブルックをゲット。割とのびのびプレーさせてたビールを本当の意味でのエースにして戦うことを決めた。序盤は苦戦も、ウェストブルックの調和が化学反応を起こし始し、見事にプレーイントーナメントへ。インもアウトもバランスで攻める攻撃型チーム、ディフェンスは訳分からんほどグダってる。

ウェストブルック

自過剰型アスレチック系PG。アスレチック系としてドライブからのフィニッシュが上手いだけでなく、視野が広く周りを上手く人を使うパスが出せる。判断が早く、トランジションでのポイントガードとしては素晴らしい。ゲームメイカーらしいプレーは少ないが、はっきりと分かりやすいプレーをするため若手でもちゃんと活かせるのがアシストの多さに現れている。疲れてくると視野が狭くなり、1stオプションが常に「俺」になるのが悪い癖で不得意なショットセレクションでもジャンパーを放ってしまう。トリプルダブルを愛し、愛された男。頭が良いプレーができるが、フリーでリバウンド取りに行ったりとズル賢いところも。ハーデンとは幼少期からの仲だが、一緒にプレーするのは上手く行かなかった。1on1したいタイプの選手とは合わない。

ブラッドリー・ビール

ウィザーズファンの弟。今季からはウォールが退団し唯一のフランチャイズ選手になってしまった。ウォールがいた事はのびのびプレーしており、安定感はあるが爆発力もあるのが魅力だったため、今季はプレッシャーが増えた事を不安視されたものの、とは言えここ最近はビール頼みのシーズンだった為、特にプレースタイルも変える必要は無く、むしろトップスコアラー。3ptが得意なスコアリングガード。ボールは人に持たせたいタイプ。精神的なチームリーダーを任せられると輝かないタイプなのがフランチャイズにとっては難しいところ。

イシュスミス

低身長PG。スラッシャーでありパサー。広い視野からラストパスが出せるのが売り。キックアウト前提でペネトレイトし、外にハタくのがいつものパターン。しかしゲームメイクができるわけではなく、非シューターがオープンになっていてもパスを出してしまうのが玉に傷。スピードはいいが、自身の攻撃力も然程高くないため、タメを作れないのも不利。リーダーシップは良いめ。

八村塁

ウィザーズのミドルレンジ型F。パワー系のFにしてはしなやかなプルアップが特徴で、爆発力はないが安定したパフォーマンスが出せるのが売り。ロールプレーヤーとしてなら息が長そうだが、日本人らしい献身性はあるものの周りを活かす能力はさほど高くないのが難しい所。

ギャフォード

典型的なアスレチック系ディフェンシブビッグ。ブロックショットが得意でデフェンス音痴なチームへの貢献度は高い。若干ディフェンスIQが気になる時もあるが、そこはハッスルでカバーできる選手。顔がカッコいい。

ロビン・ロペス

ポストプレーで巧さを見せれる7フッター。センターの癖に力技で押し込むのではなく、フックショットやポンプフェイクですり抜けるようにバスケットを奪う。ブルックは実の双子の兄。兄と違ってインサイド主体の選手だが、デフェンスがそこそこなのは似てたりもして。

ベルタンス

ラトビア製6’10の純シューター。プレースタイルがヨーロピアンでしかありえない。運動神経は無限に悪いが、シュートは無限に上手い。

ネト

6’1のブラジル産スコアリングガード。サイズを活かした速くテクニカルなドライブで敵陣を掻き乱せる。本職はPGだが今季はSGとしてフィット。

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